あなご竹輪 宮島名物 いずの水産 

 それまでの「竹輪」のイメージを一新させるあなご竹輪を、業界で初めて誕生させたのは平成元年のことでした。当時、斜陽産業となっていた広島・草津の練り製品業界。他県の練り製品会社で修行し戻ってきた出野保志(現出野水産社長)は「なんとしても立て直さにゃあ。」と決意し、試行錯誤が始まりました。広島は瀬戸内海に面し、豊富な魚貝類がある。その魚貝類と竹輪を合わせることで、 広島独自の土産になるような竹輪ができないだろうか・・。そうは思ったものの、いい案が見つからないまま、悩み続ける日々。ある日、ちらし寿司を食べていた時、刻んだあなごが入っているのを見て「これだ!」と出野保志はひらめきます。このあなごを白身魚を合わせて竹輪を作ったら、全国から宮島へ来られる観光客に喜んでもらえるのではないか。
早速試作に取りかかった商品作りは、難関に次ぐ難関でした。あなごの風味を活かし、食感を活かす製法にたどり着くまでに随分の時間を要しましたが、やっと納得のいく商品を作り上げ、宮島で屋台の実演販売を始めました。お客様にはとても好評で、「おいしいね。」という言葉が励みになり、苦労が報われた思いがしました。それから現在に至るまで、「もっと旨いあなごをお届けするための努力を常に重ね、より味わい深い品になるように、妥協のない仕事に今日も励んでいます。

株式会社 出野水産
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